医療法人八甲会は、3つの事業所から構成されています。
医療法人八甲会のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当法人は、昭和21年に吉野町上市134番地に開業した森本医院を母体とし、昭和26年医療法人八甲会が設立されました。法人設立と同時に現在地に移転し、医療法人八甲会森本医院として再発足し、以後令和元年12月まで名称の変更と病院への転換があり、また訪問看護ステーションや居宅介護支援事業所など業務の拡充がありましたが、吉野地域に根ざした医療機関として皆様に親しまれ、歩んでまいりました。
令和2年1月に時代の変遷に対応するために、病院からクリニックと介護医療院に組織改編を行い、これからも地域医療や患者様のために引き続き努力、発展していくつもりですので、皆様のご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
理事長 潮田 悦男
私は前身の森本医院で生を授かり、育った場所は違いますが幼少時からこの場所には馴染みがあります。縁があり12年前にこちらで働くようになり、いよいよ舵取りを行う立場になりました。私を取り上げてくれた先々代の院長である祖父も草葉の陰から喜んでいるかと思います。
私の専門はリハビリテーション科です。若い時は脳卒中や神経疾患、そして大腿骨頸部骨折などの整形疾患を診ていましたが、慢性期の廃用症候群もよく診ていました。前の病院で歩くことが出来ない、若しくは食べることが出来ないと言われていた方が、適切なアプローチを行いそれが可能になる姿を幾度となく見てきました。当院は高齢の方が多く、入所された時点でそれは難しい人も少なくはないですが、それでも出来ることはあります。今いる状態よりも少しでも良くする、若しくは少しでも悪くならないように抑える。これが我々のポリシーです。特に、嚥下障害には力を入れています。こちらに就任早々に嚥下造影検査を行う体制を整え、適切な嚥下の評価が行えるようになり、今では入所者の殆どに嚥下造影検査を行い適切な食事形態や水分を提供させて頂いています。また、残念ながら経口摂取が不可能な方でも、楽しみ程度の摂食ができないかというのを考えます。
「食べる楽しみをいつまでも」「家に帰りたくなくなる場所の提供を」この二つをモットーに、この地域に少しでもお役に立てればと思います。
院長 奥野 太嗣
医療法人八甲会は、 多くの資源エネルギーを消費していることを意識するとともに地球環境問題を強く意識し、職員一同、地球環境の負荷軽減に取組みます。
当施設では良質な医療・介護サービスをご提供させていただくために利用者様のプライバンシーに十分配慮した上で、個人情報を適切に取り扱うことを宣言します。